このごろ - 28

こんばんは。原百々子です。
すこし遅くなりました。もうお休みでしょうか…… おはようございます🌞
くだらないことを話せる関係
半月ほど、ペアを組んでいる先輩がいます。仕事のちょっとした確認から、くだらないことまで、気負わず話せるようになりました。それは、言うまでもなく先輩のおかげです。
くだらない話は、相手にとって関係のないことだったりしますよね。話がどう転ぶかわからない。望んでいるリアクションがもらえないこともある。それでも話すのは、相手のことを信頼しているから。なんじゃないかな。先輩は、そういう姿勢を先に見せてくださいました。わたし以外のひとにもそう。だから、わたしも信頼して話してみることにしました。会話ってもっとラフでいいのだと思えるようになりました。
このごろ、くだらないことを話せる関係に救われています。これまで、ラベルのついた関係性(友達や恋人)を重視していましたが、休日に会うことはなくても、くだらないことを話せる関係のひとがたくさんいて、もう孤独ではないのだと気づきました。気づくのが遅すぎて、親しくなりそびれた何人もの顔が浮かびます。
親しくなりそびれたひと
そのうちの一人のことを書いてみます。カラオケ屋でアルバイトをしていたときのことです。
先輩が別のひととの会話で「年下の女と話すのが苦手。何を話せばいいのかわからない」というようなことを言っていました。わたしも年上の男性と話すのが苦手でした。先輩もわたしも、属性というフィルターがかかって、互いに苦手意識を持っていたのです。
翌日、厨房にあるPCを眺めていたら、先輩が話しはじめました。
ココイチでチキンを予約していた。そのことをすっかり忘れて、まかないでピザを食べて、ココイチでカレーを食べてから、チキンのことを思いだした。まだ冷蔵庫にチキンがある。こういうとき、一人暮らしは困る。
と仰っていました。つまんなそうな顔をされる可能性もあっただろうに、わたしを信頼して話してくれたことがうれしかったです。絶対おもしろいひとだったのに、怖気づいて親しくなれなかったことが悔やまれます。
適切な距離
新しいページを作りました。ウェブサイトでもくだらない話をできたら、と思いまして。来週以降のメルマガでも小さくリマインドする予定です。(まだひとつしか載せてませんが……)
文章を公開するようになって、三年半が経ちました。暮らしのなかの位置づけは、お掃除くらいでしょうか。平日はほどほどに、週末は念入りに。それでも、この暮らしは書くためのものではありません。聞いてほしいことがあるから、書かずにはいられない。いつも受け手ありきなんです。だからこそ、できごと・わたし・あなたの距離(ラグやバウンダリー)は大切です。
通勤中の電車で昨日の日記をつけています。どんな一日だったか、思いかえします。これは母に愚痴ろう。これは次に会ったとき友人に話そう。いや、LINEしてしまおうか。これは忘れたいから書かない。これは次のメルマガに書くかもしれない。うまく書けずに、「このごろ」という言葉が使えないくらい遠いできごとになるかもしれない。遠いできごとになってやっと思いだせることもあります。もちろん、忘れていることもたくさんあることでしょう。
会話と違って、受け手の顔は見えません。だから、信頼の置ける場(ウェブサイト)でくだらない話をすることにしました。ここでの信頼できるというのは、適切な距離が取れるということです。アップロードするまでに手間がかかり、アクセスするのも煩わしいことでしょう。それは、いまの時代に相応しい表現ではないかもしれませんが、小さく小さくがんばっていきたいわたしにはぴったりの表現だと思うんです。良かったら見てください。
ウェブサイトのトップページがかわいくなりました。このごろ、PCも(も?)本調子ではないようで。でも、毎日使っていると元気そうなので、毎日使うために、新しいページの更新もがんばりますよ。PCとわたしはもうすこし親密になるべきです(笑)今週もともにがんばりましょう。

スマホでは縦に並んでいます
メールからわたしのウェブサイトを開くと、キャッシュの関係でデザインが適用されていないことがあります。そういうときは、お手数をおかけしますが、URLをコピーして、違うブラウザから開いてみてください。
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