このごろ - 02

きんかんはじめました/定義をひろげる/しあわせな動悸/このごろの写真
原百々子 2025.03.04
誰でも

こんばんは。原百々子です。
メールマガジン「このごろ」いかがでしょうか。わたしは楽しんでます!

きんかんはじめました

ギョ、とするような電気代の請求を見てもなお、冬を続けたいわたしがまだいます。このごろの抵抗はこちら!

金柑の甘露煮を作りました。
数年前に「きんかんはじめました」という看板に惹かれ、金柑のパウンドケーキを買いました。カサカサした冬の夕方でした。ケーキのてっぺんに乗った金柑が、それはそれはおいしく、いつかじぶんでも作りたいと憧れていました。あの日食べた金柑にはほど遠い出来栄えですが、日持ちするようなので、毎日のたのしみとします。

翌日、金柑を煮て、出た蜜を炭酸で割って飲みました。金柑を煮るところからはじまり、煮て出た蜜を炭酸で割る。余った炭酸水でトマト煮を作ろうか。トマト煮を多めに作って翌朝のトーストにのせようか。つづきのある暮らしが愛おしいです。

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定義をひろげる

『ユリイカ』3月号を買いました。自炊特集です。読みながら、このごろの自炊(あるいは料理)をふりかえりました。

わたしは、7時半に家を出て、たいてい20時半に帰ってきます。もうすこし早い日もあれば、20時半まで残業している日もあります。それからシャワーを浴びて、台所に立ちます。せかせかと料理して、せかせかと食べます。ミレーフライを食べて「おわり」なんて日もあります。

わたしの悩みは「疲れて料理ができない」ことではなく「腹が減りすぎて料理ができない」ことなのです。原ははらぺこなわけです。台所に立つとき、何かをつまみながらだと、料理したいきもちがそがれていくし、酒を飲みながらだと、酔ってふらふらになります。

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料理もすき。食事もすき。両方のきもちが報われる方法をChatGPTと一緒に考えました。「料理と食事の定義をひろげる」という結論に至りました。

「今日の夕食は21時から22時に作り、22時から22時半に食べる」というのがわたしの料理と食事の定義でした。(作り置きや残りものはさておき)料理も食事も、いわば一話完結のような状態。ChatGPTは、料理や食事を分割したら?と提案してくれました。そんな単純なことに気づけなかったのか、と言われたら返す言葉もありませんが、わたしの料理のお手本は母だし、食事もおおよそ実家のスタイルを継続しています。

「分割」というと味気ないですが、つまるところ、すきなことをする機会を増やすということです。料理は前日に下ごしらえをする。食事(夕食)は退勤時と22時の2回にする。下ごしらえも料理だし、退勤時におにぎりを食べることも食事です。どちらも「後半へつづく」とキートン山田のように唱えればよいのだと気づきました。3月は積極的にマイルールを見直すことになりそうです。

『ずっとつかえる たれソース』も買いました。コンパクトなのでキッチンに置きます。

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しあわせな動悸

おにぎりを持っていくなら、おにぎり巾着がほしい。既製品もかわいいけれど、じぶんのイラストで作りたいなと思うわけです。他にもゴミ箱の分別ラベルや、調味料入れのラベル(透明のステッカーのようなもの)もほしい。冷蔵庫や職場のロッカーに貼るマグネットもほしい。

以前からグッズを作りたいきもちはありますが、需要のありそうなものを安価で作るのではなく、わたしのほしいものを手間をかけて作りたいと思うようになりました。

Illustratorの勉強もしたい。資金を得るために労働に出ているのに、時間が足りない。やりたいことが多すぎて、眠るために目を瞑ると動悸がする。救心のCMソングが頭を流れます。しあわせなことなんだけど、休んで!

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このごろの写真

かわいいでしょう?
ちょっとだけSNSに疲れちゃったので、こういう取るに足らない話もここでしますね。

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